小惑星衝突で出来たシワシワの地表カロリス盆地を持つ青い惑星
The Blue Planet with the Caloris Basin formed by Asteroid impacts
■彩泥 コバルト シルバーラスター
水星のブルーを表現するために新たに酸化コバルトを使って独自のブルーラスター作った。シルバーに輝くコバルトシルバーラスターの誕生だ。チタニウムとコバルトとルチルを調合して焼き付けてある。ところどころに湛え留めたガラス質の釉薬はより一層ラスター現象を引き立てる。カロリスは小惑星衝突によって生じた、地表のシワや、衝撃による捻じれなどを表現してみた。
■水星 【Mercury】
太陽系にある惑星の1つで、太陽に最も近い公転軌道を周回している。岩石質の「地球型惑星」に分類され、太陽系惑星の中で大きさ、質量ともに最小。
■カロリス盆地 (Caloris Basin)
水星の表面は月に似ていてクレーターやしわがある。特徴的な地形はカロリス盆地 (Caloris Basin) 。水星最大の衝突地形。 直径は約1,550キロメートルで、これは水星の直径の1/4よりも大きい。 およそ36億年前に直径100キロメートル程度の天体(小惑星)の衝突によって作られたと考えられている。 名前の”カロリス”はラテン語で「熱」を意味する。実は水星は「しわしわ」小惑星の衝突がカロリス盆地を作り、その衝撃は水星の裏側まで達し、表面をしわしわにした。水星のブルーとしわしわをモチーフに創作した。